オゾン脱臭の原理と仕組み

そもそもオゾンとは?

オゾンとは酸素原子3個で構成される酸素の同素体です。大気中にもごく低い濃度で存在しています。オゾンの作り方はとてもシンプル。空気中の酸素に電気の力を加えて酸素O2をバラバラにします。するとO3ができあがります。これがオゾンです。

 

オゾン脱臭の原理

オゾンは原子の構造上とても不安定。近くに他の分子構造があると、すぐにそちらと結びつく性質があります。つまり、近くに臭いの分子構造があると、反応してH2OやCO2といった無害なものに変化し、完全に無臭、無毒化するのです!

 

芳香剤や脱臭スプレーといったものは、臭いを包みこむマスキングという方式。臭い原因を取り去れるわけではありません。それに比べてオゾンの場合は、臭いを抑え込むのではなく、臭いを元から取り去ることができるのが最大の特徴です。また反応後は酸素に戻るので、残留の心配がありません。また、オゾンは原料が酸素のため、ほとんどタダで生成することができます。つまり、ランニングコストは、生成時に使うわずかな電気代のみです。

 

オゾンの除菌効果

オゾンには除菌の効果もあります。例えば、野菜や果物の鮮度維持に使うことがあります。野菜や果物はエチレンガスが発生しており、これが腐敗の原因になっています。そのガスをオゾンで分解させてしまうのです。すると鮮度を維持することができます。さまざまな実験データがありますが、例えばバナナを低濃度(0.1ppm)のオゾンで保管すると、1週間経っても、皮はまだ黄色く、中身も痛みがない状態のままであるという報告もあります。

 

このように非常に効果が高いので、さまざまな場所で多く利用されています。食品工場の除菌、医療現場での除菌、それから身近なところでは、浄水場で作られる飲み水もオゾン処理が施されています。

 

オゾン脱臭で気をつけること

最後にオゾンに弱い物質について述べておきます。リエチレンやポリプロピレン、天然ゴムです。こちらを長時間オゾンにさらすとオゾンの強力な酸化力により劣化しやすくなるので、オゾン脱臭をする際には注意が必要になります。

 

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